ご自宅での慢性腎臓病のケア、

お困りではありませんか?

慢性腎臓病

透析せずに済むように

慢性腎臓病の病気はステージ1~5があり、ステージ5では透析が必要になります。

ステージ4までの治療は透析導入と心血管病を防ぐことが目的です。通常、初期にはほとんど症状がありませんが

進行すると尿が出なくなり、倦怠感やめまい、食欲低下、浮腫などの尿毒症の症状が現れてきます。

とはいえ、すべての人が同じ経過をたどるわけではありません。体内で何が起こっているのか病態生理を考えて対処していくことが大切です。

原因疾患に応じた薬物療法と同時に食事療法、運動療法、生活習慣の改善も行います。慢性腎臓病は生活習慣病との関連が深く、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満などの生活因子が慢性腎臓病を進行させます。

逆にこれらを改善すれば慢性腎臓病の進行を抑えられるのでいかに自己管理してもらうかが最大のポイントです。

療養者に血圧や体重の測定、記録をしてもらうなどして自己管理能力を高めましょう。

 

 

 

透析の人はステージ5から

おうちでの管理

ステージⅤは透析導入期、透析には血液透析と腹膜透析があります。血液透析では週に2~3回通院し、一回当たり約4時間かけて血液中の老廃物や余分な水分を除去します。

ただし透析を導入しても生活の制限をなくすことはできません。透析と透析のあいだに老廃物や余分な水分が体内に蓄積されるからです。

浮腫の程度に合わせて水分・塩分を制限し透析間の体重増加は5%以内にコントロールします。

リンやカルシウムの代謝異常を改善する薬物療法もおこなわれます。

シャントの管理方法も重要です。シャントは透析のために造設する血管の出入り口で多くは前腕の動脈と静脈をつなぎ合わせます。シャントが閉塞すると再手術が必要になります。

慢性腎臓病の人の治療では食事療法がとても重要となります。LuLuケア訪問看護ステーションではこういった生活習慣の改善や管理を利用者さんと一緒に行っていきます。

慢性腎臓病に関する自宅での管理、ご不安な点がございましたらお気軽にご相談くださいませ。