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胃瘻を増設された方や経鼻経管栄養を行う方もご自宅での療養が可能です
食事を経口摂取出来ない方には、人工的に水分や栄養を補給する経管栄養というものがあります
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1

胃瘻について

胃瘻を選択した場合、外科的手術により胃と体表を穴で繋ぎます。カテーテルによって栄養剤を胃に流します。

胃瘻を設置してから瘻孔が安定するまでの1~2週間は、体調が変化しやすいためとても注意が必要です。

胃や食道の異変を身体が感じ、発熱や嘔吐を起こすことがあります。

胃瘻の周りには肉芽やただれができることもあります。

栄養剤の注入速度によっては下痢や便秘になる場合もあります。

毎日適切なケアを行うことで、清潔を保ち、感染などが起こらないよう注意していくことが必要です。 

 

 

 

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2

経鼻経管栄養法

鼻の穴から通したチューブを通して胃に栄養剤を注入する方法です。鼻から挿入するチューブは、塩化ビニルやシリコンゴムなどの柔らかい素材でできています。手術の必要はありません。ですが、鼻にチューブを通すので目立ちますし、ご本人には異物感があります。

チューブは1~4週間ごとに左右の鼻交互に交換します。チューブの挿入や交換は訪問診療や訪問看護などの際に医師や看護師が行います。

注意すべき症状としては、頻発するしゃっくり・吐き気や嘔吐や、チューブを固定してるテープのいちがかぶれたり、挿入部分にびらんや潰瘍などの皮膚トラブルを起こす場合があります。

また、胃瘻と同様に栄養剤の注入速度によっては下痢や便秘になる場合もあります。

 

 

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訪問看護師の役割

訪問看護師が経管栄養の注入などのケアに入る他、在宅ではご本人やご家族が胃瘻や経鼻経管栄養法を管理する場合もあります。

経鼻経管栄養の場合はご家族がかかりつけ医や訪問看護などの指導を受けてチューブの交換や挿入することが可能となります。

日常的に栄養補給ができるよう、訪問看護師が管理方法等がご指導させて頂きます。

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