糖尿病とは？　大分市のLuLuケア訪問看護ステーション

　糖尿病はインスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患です。食生活が乱れたりすると悪化するため本人の生活習慣が大切になってきます。

　糖尿病治療の基本は血糖・体重・血圧・脂質のコントロールの維持です。

　血糖コントロールを

良好にしておくことで高血糖による合併症（網膜症、腎症、神経障害、動脈硬化系疾患）などの発症や進展を予防することが出来ます。

　糖尿病の方は高齢になっていくほど増えていきます。糖尿病でなおかつ高齢者のかたの場合は血糖を下げすぎることもリスクとなることがあります。

　HbA1cが高いと合併症の進行リスクが増大し、フレイルや転倒、骨折、認知症のリスクも上がります。一方HbA1cが低下することで重症低血糖、心血管疾患の進行・突然死・フレイルや転倒、骨折、認知症のリスクが上がります。そしてシックデイではインスリン非依存状態の方で血糖コントロールが良好でも著しい高血糖が起こったりケトアシドーシスに陥ることがあります。インスリン依存状態の方は起こりやすいため注意が必要です。